とんだ勘違い、脳血管れん縮の怖さ

今日は最高気温が20℃にもなるそうで、
朝からお日さまいっぱいの気持ち良いお天気です。

浴室を改装中なので、もう工事の業者さんが来られています。

昨日の工事↓
今見ても、いかにも寒そう!
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私たちは部屋に閉じこもり中。
庭に出る事も出来ないので、
今日はくも膜下出血で入院治療のその後の様子を、記録に残しておこうと思います。

1月30日に開頭クリッピング術を受け、
2月2日の午後、集中治療室から脳外科病棟に移りました。
その日は午前にCT撮影、病室移動の前に寝たままシャンプー。
その後、ベッドに寝たまま脳外科一般病棟に移動しました。

くも膜下出血についての知識がほとんどなかった私は、
この時点で、もうどんどん回復に向かうのだとばかり思っていたのです。

ところが、
相変わらず両手には点滴などの色んなものをぶら下げ、
おしっこの管もつけられ、
集中治療室での生活と何ら変わらないのです。

くも膜下出血が怖いのは、術後3,4日から2週間なのだと看護師さんから説明を受けました。

術後3,4日から2週間の間に起きる、脳血管攣縮(のうけっかんれんしゅく) という合併症が怖いのだそう。

脳血管攣縮とは血管が収縮して細くなる、、、、これも看護師さんから教えてもらった。

血管が細くなると、血流量が不足することとなり、意識低下、マヒ、言語障害などの症状が現れ、
悪化すると、血流が完全に止まって、脳梗塞と同じような状態にまで陥ることもあるんだって!


手術は大成功に終えたけれど、
これから不自由な体になる事もおおいにある、、、、、
そんな訳で、
ナースステーションのすぐそばの個室で、
ベッドに寝たきりで、
くも膜下出血患者へのケアには熟練している看護師さん達から、
とても手厚く見守られて、
「術後2週間の2月13日」を無事に迎えられるように頑張る事になったのでした。

血管が収縮を始めたこの時期は、ますます頭は痛く、
強い痛み止めは手放せない状態でした。
薬中毒のごとく、「痛み止め、痛み止め」 と薬を欲しがる毎日でした。

個室に一人、
こんな景色↓を見て、2月13日まで指折り数えて耐えた私だったのです。
とんだ勘違い、脳血管れん縮の怖さ_d0096422_1085774.jpg

支えになったのは、
この病棟で働くAチームの看護師さん達。
誰一人嫌な顔ひとつしない、、、、
笑顔で仕事をこなす天使のような存在でした。


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by dori3636 | 2015-03-17 10:33 | くも膜下出血&未破裂動脈瘤

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