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2010年 07月 03日

痛快、奇怪!朝日新聞 日本代表「躍進の熱狂と不可解」

朝日新聞が面白い。
7月1日付けの馳星周氏の「思った以上に悔しがれない」については既に書いたが、
今日の朝刊の文化欄の単眼複眼は更に痛快だった。

編集委員森本俊司氏の文章だ。
抜粋すると

熱狂の中に日本チームはなんとも割り切れない思いを残し去って行った。
もう少しで8強だったのだから強かったのは間違いない。が、日本のボールキープ率は
カメルーン、オランダ、パラグアイに対し、44%、39%、44%。ことごとく相手チームにボールを支配された。ちなみにこんなキープ率で決勝トーナメントに勝ち進んだのは日本しかいない。


と述べて、以下辛らつな批判とも受け取れる文章が続く。

数字では劣っても勝者になれる道を日本は示したといえるのに、単純に喜べない所が不思議だ。
思い切ってメンバーと戦術を変えてここまで躍進できたのなら、岡田監督はなぜもっと早く改革に着手しなかったのか。素人目にも不可思議である。
大会前不振にあえぐ監督を「無能」呼ばわりしていたメディアやサポーターが手のひらを返したように「名将」と持ち上げ始めたのは、不思議と言うよりも不気味であった。


更に海外の評価について

カメルーン戦を見た英国の記者から「アンチ・フットボール」と聞かされた。
「サッカーを台無しにする凡戦」といったニュアンスだろう。


とも。

「目の前の相手に勝てばいいじゃないかという割り切った姿勢からは、強くなるための長期的なビジョンがまったく感じられなかった」と神戸大の小笠原博毅准教授も語る。

そして

根本的な問題を直視せず、対症療法的に小さな成功をおさめ、祝祭の後に課題が先送りされるのだとしたらこの日本の国の姿とそっくりだ。

と結ぶ。

新聞社の人以外の投稿や寄稿ならともかく、編集委員の堂々の文章には朝日の岡田ジャパンに対する忸怩たる思いが垣間見える。
岡田ジャパンというより岡田さんへのやや、いや、大いなる嫌悪の情を感じる。
が、不快ではない。
2日の同紙朝刊「W杯を語ろう」の釜本氏のコラムは実に面白くなかった。
論点をうまくぼかし、大衆に媚びるような「お話し」は面白くないし辟易するだけだ。
まっ、それを掲載するのも朝日のテクニックでしょう。
「岡田こき下ろし」ばかり載せていると思われないためにね。

こんな最近の朝日新聞ちょっと好きだ。

by dori3636 | 2010-07-03 15:48


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