願わくば バラの下にて
2012年 02月 06日
↑バラ園芸ブログなのにバラの写真がちっとも出てこないブログ、、、、
そんなブログがあってもいいですか?
私がバラと関われるのは多く見積もってもあと10年でしょうか。
そう思うので、少し急がなくてはなりません。
私の計画では、この先5年間でお庭をもうちょこっときれいにしたいと思っています。
5年過ぎたら、もう新しいバラさんを増やすこともなく、静かに心穏やかにバラを眺めて暮らします。
その頃には、私の庭にもパラソルやベンチがあって、
お天気の良い日はそこで一日中ぼんやりしたり、
ちょこっとバラのお世話をしたり、
お茶を飲んだり、
本を読んだりしていることでしょう。
夫との会話の中で私は、「早い者勝ち」と言う言葉をよく口にするようになりました。
二人暮らしの私たちにとっては、一人残されるのはとてもつらい事です。
ひとりが好きでも、ひとりぼっちは嫌なのです。
出来る事なら、私は夫より先にこの世を失礼したいのです。
あるお天気の良い五月の事です。
お茶にしようと呼びに来た夫は、私がバラに囲まれてお庭のベンチで息絶えているのを見つけます。
私は幸せそうな微笑みまで浮かべているのです。
西行法師もおっしゃっておいでです。
願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃
だから、
透析患者の夫に長生きしてもらうために、今日も塩分少なめ、カリウム、カルシウム、たんぱく質の量も適正にと頑張っているんです。
夫は何も知らず、感謝ばっかりしているけれど~
by dori3636
| 2012-02-06 11:54
| バラ